角皿・長角皿の器|端正な「四角」と、食卓に余白を生む価値

角皿・長角皿の器|端正な「四角」と、食卓に余白を生む価値

円い皿が並ぶ食卓に、ひとつ。

四角い器が加わるだけで、空間には心地よい緊張感と、美しい「余白」が生まれます。

 

今回は、焼き魚や前菜の盛り合わせなど、日常の風景を少しだけ特別にする角皿・長角皿の選び方をご提案します。

 


■ なぜ、角皿なのか

私たちの食卓には円い器が多くなりがちですが、角皿には「並べやすさ」と「納まりの良さ」という機能的な美しさがあります。

 

例えば、焼き魚。 尾頭付きの魚や切り身を一切れ。円い皿では持て余してしまう空間も、長角皿なら驚くほどしっくりと馴染みます。

 

少しずつおつまみを並べたり、前菜を盛り合わせたり。四角い形がガイドとなり、盛り付けを自然と整えてくれるのです。

また、四角い形には丸みのあるものを盛り付けることを意識すると、食卓にリズムを生んでくれます。

 


■ 暮らしに馴染む、角皿の選び方

器を選ぶとき、大切にしたいのは「質感」と「サイズ」のバランスです。

  • 焼き魚やおつまみには、土の質感を感じるものを 陶器のざらりとした肌合いは、料理の水分や油分を適度に受け止め、美味しく見せてくれます。

  • 品良くまとめたい時は、磁器の白を すっきりとした磁器の角皿は、食卓に清潔感とモダンな印象を与えます。


【おすすめの角皿・長角皿】

 

  • 刷毛目鮎皿(川淵直樹) 勢いのある刷毛目が、まるで川を泳ぐ鮎のような躍動感を感じさせます。焼き魚が最も美しく映える一枚です。

 

  • 銀彩叩四方皿 5.5寸(伊勢崎紳) 銀彩の静かな変化と、叩きによる陰影。取り皿や菓子皿として、食卓にモダンな余白を添えてくれる一枚です。

 

  • 斑唐津撫四方長方形皿(三藤るい) 藁灰(わらばい)釉の柔らかな変化が魅力。手に取るたびに温かみを感じる一枚です。

 


 

器の形を変えることは、食卓の「空気」を変えること。 端正な四角が作る余白を、ぜひ日々の暮らしで楽しんでみてください。

食卓が、心地よいものでありますように。

うつわ御結

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