- うつわ たび 佐賀唐津編3 -

- うつわ たび 佐賀唐津編3 -

食とうつわを巡る旅としてスタートした「うつわ羇旅 UTSUWA KIRYO 」。

第一回目の うつわ たび は、つくり手八分、使い手二分と言われる佐賀県の唐津焼です。

我々は5人の作家さんに会うべく、唐津の町を旅してまいりました。
今回ご紹介するのは、岸田匡啓氏の「鳥巣窯」です。

 

「鳥巣窯」

佐賀県・唐津の町なかから少し離れた森の集落の一角にある、
岸田匡啓氏の「鳥巣窯」。

「うつわ には使う・鑑賞するという二つを往来する力がある。
そのような力のある うつわ をつくれたらうれしい」
と語る岸田さんの うつわ は、薄造りで繊細なものが多く、凛とした佇まいが魅力。

忙しく過ぎていく日常の中で、何かに見惚れるような瞬間がある幸せ。

自分の うつわ を手にした方の、心の奥を揺さぶるような
“日常の美”を目指し作品を作り出していく。

 

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岸田 匡啓

Masahiro Kishida

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1983年 静岡県生まれ

2005年 慶應技術大学美術史学専攻卒業

2009年 唐津にて川上清美氏に師事

2012年 唐津市に築窯、独立

 

作品はこちらから

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 「うつわ羇旅 UTSUWA KIRYO 」のタブロイド紙では、
編集長/ブランディングディレクターの行方ひさこによる
作家それぞれの個性を引きだしたインタビューや旅の様子を掲載しています。

interview & text Hisako Namekata

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