古谷宣幸

1984年 滋賀県甲賀市信楽町生まれ
2005年 京都嵯峨芸術大学短期大学部陶芸コース卒業
2007年 中里隆氏に師事

信楽を代表する陶芸家・古谷道生氏の三男として生まれ、京都嵯峨芸術大学に進学し陶芸を学び始める。
大学卒業後は全国の窯業地を訪ねる旅に出る。そこで様々な刺激を受けながら、唐津・隆太窯で見た中里隆氏の蹴轆轤で作る仕事に、父親の仕事とはまた違う魅力を感じた。
旅から戻った翌年、信楽に滞在し制作する中里氏と再会するとすぐにアシスタントとなる。
中里氏は唐津以外の場所で製作することも多く、翌年にはアメリカ、その翌年にデンマークなど毎年数か月間は同行し、技術面だけでなく、一緒に料理を作り食事をすることで生活の延長線上に陶芸が繋がると現在も学び続けている。