食とうつわを巡る旅としてスタートした「うつわ羇旅 UTSUWA KIRYO 」
第一回目の うつわ たび は、
つくり手八分、使い手二分と言われる佐賀県の唐津焼です。
我々は5人の作家さんに会うべく、唐津の町を旅してまいりました。
今回ご紹介するのは、村山健太郎氏の「健太郎窯」です。
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「健太郎窯」
唐津湾と虹の松原が一望できる高台に釜を構える
「健太郎窯」 の村山健太郎さん。
伝統的な唐津焼の技法や素材を大切にしながら
「用の美」を探求し現代における生活道具の創造を続けています。
「できるだけこの地でしかできないことをしたい」
土の素材感と魅力を引き立たせるため余計な装飾を省枯れた、
それでいて手の温もりを感じる健太郎さんの うつわ たち。
自分らしい美意識が成熟するのを待ちながら、
時間をかけてゆっくりと楽しみたいです。
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村山健太郎
Murayama Kentaro
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1978年 佐賀県唐津市生まれ
2003年 有田窯業大学校卒業・川上清美氏に師事
2008年 唐津市に築窯、独立
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「うつわ羇旅 UTSUWA KIRYO 」のタブロイド紙では、
編集長/ブランディングディレクターの行方ひさこによる
作家それぞれの個性を引きだしたインタビューや旅の様子を掲載しています。
interview & text Hisako Namekata